最近,日本の学生は海外の学生に比べて勉強しないという話をよく聞く.まず気になったのは,比較対象である.おおよそアメリカ,ヨーロッパとの比較であろうが,同じアジアでも学歴社会の色濃い中国や韓国と比べるとどうであろうか.気になったので調べてみた.
調べて最初に出てきた記事に共通している主張は,学生の問題というよりも大学,高校からの構造の問題であるというものである.
この資料は10年前くらいのものである.簡単にまとめると,日本と欧米の教育とそれを取り巻く環境を比較しそれらによって日本の大学生と欧米の大学生の勉強に対するモチベーションが異なることを述べている.特に,初めのほうに述べられている高校で受験に向けて勉強することが影響しているというところには強く共感する.大学を行動を起こす手段としてとらえるのではなく目的としてとらえている高校の受験対策勉強は”ずれているなぁ”というのが自分の素直な感想である.
さらに大学での成績が就職活動に直接影響しない仕組みなので気が抜けるという意見もあった.これは,大学院博士進学者の減少にも影響があるかもしれない.大学での成績が反映されない就職に向かうことによって,勉強しない大学生活が正当化されるのである.
ここまで記事に書かれていることに対して感想を述べてきたが,大学生である自分の自覚を述べたいと思う.私はどちらかというと勉強しない大学生の自覚がある.それは,ここまで書いてきた文章の稚拙さと高専と大学の成績の悪さで分かる.言い訳をするのであれば,勉強以外のことが楽しすぎるのである.ゲーム,料理,サークル活動,バイト応募,プログラミング,睡眠,麻雀,カードゲーム等々いろんなことが選択できるようになり,勉強以外に向かってしまう.学生の本分が勉強であり,その重要性も理解している(つもりである(重要))が,勉強が楽しくなくなってしまったのである.なぜだろうか,そこが分かっていないので困りものである.
勉強は,質より量と諦めて,やらないよりましと取り組むべきなのか.勉強しないなら質もくそもないからとりあえず量をこなすことを身に着けよう.
ということで,何を勉強しよう...ってことで,ほなっ!!